たるみ毛穴にはこれ!〜内側からの改善方法〜
30代半ば頃から、頬にしずく型の「たるみ毛穴」が目立ってきていませんか?
よく見ると、その毛穴はぽっかりと穴が開いているもので、角栓や黒ずみなどの何かが詰まっているものではありません。
たるみ毛穴が大きくなると、隣の毛穴とつながって、細かいスジやシワのように見えていく場合もあります💦
今回はたるみ毛穴を内側からケアしていく方法をご紹介します✨
たるみ毛穴の原因
皮膚は外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からできていて、その下には皮下脂肪と筋肉があります。
このうち真皮には、コラーゲンやエラスチンといった線維があり、その間をヒアルロン酸が満たすことで、肌にハリや弾力を生み出しています。
しかし年齢とともに、これらの生成のスピードが落ちたり、質が劣化したりして、量が減ってきてしまいます。すると真皮の中の水分量が減ってしまい、肌のハリや弾力が失われていきます。
また表情筋がこわばってくることも、たるみの要因となります。
肌がたるむと、毛穴も緩んで下方に開いてしまいます。これがたるみ毛穴です。
シワになって定着してしまうと、改善がなかなか難しくなります💦
改善&対策方法
最近「抗酸化」といい言葉を聞きませんか?
たるみ毛穴にもこの「抗酸化」がポイントです✨
また、肌のハリをつくるタンパク質や表情筋を鍛えることも大切です
①ポリフェノール
ポリフェノールとは、ほとんどの植物に含まれている、苦味、渋みや色素の成分の総称です
代表的なものには、アントシアニン・カテキン・カカオポリフェノールなどです
ポリフェノールは、血液の流れをよくし、代謝を上げ、血流に乗って栄養が体のすみずみまで行き渡り、老廃物も排出しやすくしてくれます✨
抗酸化作用が強く、活性酸素を無害なものに変える働きがあります。
摂取すると比較的短時間で作用しますが、長期間は持続しないので、1日のうちで何回かに分けて、こまめに摂取するようにしましょう!
ポリフェノールは、タマネギ・ブルーベリー・リンゴ・緑茶・ココア・ゴマなどに多く含まれています。
具体的には…
一部を挙げると
・アントシアニン:網膜のタンパク質に働き視力回復効果
・カテキン:抗酸化・抗菌・抗ウィルス・コレステロールや血糖値の抑制
・カカオポリフェノール:美肌効果・血圧抑制・動脈硬化予防
・フェルラ酸:シミやシワの予防
②タンパク質
たるみのない肌をつくるのには、材料となるタンパク質が必要です!
さらにビタミンCと鉄分をプラスすると、コラーゲンの生成なども促してくれます^ ^
ふっくらした肌をつくるコラーゲンは、皮膚の外からいくらケアしても真皮層まで行くことができません。
化粧品に含まれているコラーゲンは、おもに肌表面の保湿です。
なので内側からしっかりとタンパク質を取る必要があります!
③セラミドとヒアルロン酸
コラーゲンと同じように肌を構成している、セラミドやヒアルロン酸も、食事から体内に取り入れることができます✨
セラミドは真皮層より外側の角質層にあって、水分や油分を保っています。
コンニャク・ワカメ・ゴボウ・黒豆・小豆などに含まれています。
ヒアルロン酸は、皮膚だけでなく、血管や筋肉など全身のいたるところに存在します。ねばねばした性質で、細胞どうしをつないでいます。
動物性の食品では鶏手羽・軟骨・フカヒレ・ウナギなどに、
植物のものではヤマイモ・オクラ・納豆・もずくなど粘りのあるものに多く含まれます。
たるみにNGな食生活
糖分が多い食生活
糖分を多く摂ると、糖が体内でコラーゲンと結合してしまい、量の減少や質の低下につながります。
カフェイン
カフェインはいい効果はあるのですが、飲みすぎると、抗酸化作用を持つビタミンCを破壊してしまいます
カフェインを含むコーヒーやお茶は、1日1〜2カップ程度に抑えてしておきましょう!
この内側からのケアはたるみ毛穴だけでなく、「頬やフェイスラインなどのたるみ」にも有効的です✨
ぜひ実践してみてください^ ^✨