知っておきたいニセモノの空腹
ついさっきご飯をちゃんと食べたはずなのに、運動もしていないのに小腹がすいた気がする、といった経験はありませんか?
これは「偽の空腹感」です❗️
「偽の空腹感」が起こる原因 と 改善方法⭐️
①糖質中心の食事
たとえば、パンだけ、おにぎりだけ、うどんだけなどの「消化のいい炭水化物」だけの食事をとると、急速に血糖値が上がり、また急激に下がります。
その血糖の上がり下がりを、本当は空腹でないのに、脳が「空腹」と感じとってしまうことがあります。
なので炭水化物だけの偏った食事は極力避けましょう✨
改善方法⭐️炭水化物の量を少なめにし、タンパク質の量を増やしましょう。腹持ちも良くなります^ ^✨
野菜や海藻類キノコや豆類などの食物繊維から食べるようにすると血糖値の急な上昇を抑えます💓
また、食べるときは食べてから20分以上たって満腹中枢が刺激されるので、早食いに注意してしっかりよく噛んで食べてみてください^ ^
②視覚によって起こる「偽の空腹感」
食べ物を見たとき、形や色、においなどから、空腹感がないにもかかわらず「小腹がすいた」と感じてしまうのです
胃袋には食後1~2時間たっていると空きスペースができてきているので、たとえ空腹感がしっかりなくても、そこに新たな食物を入れることが可能なんです!
このときは「お腹がすいた」という空腹感ではなく、「胃に入るスペースがある」といった感覚です。
こうした「偽の空腹感」に惑わされて食べてしまうと、その余分なカロリーは脂肪として蓄積されやすくなります💦
改善方法⭐️温かい飲み物を入れるだけでも空腹が落ち着くことがあるので、一度温かいお茶やハーブティーを飲んでみましょう^ ^❣️
③ずっと頭を使って考え事をしていたとき
脳は、燃料としてのカロリーを蓄えるのが得意ではなく、気合を入れて仕事や勉強に取り組むと簡単にエネルギーを使い果たしてしまいます
そうなると胃にまだ食べ物が入ってもいても、食欲が刺激されてしまうのです。
しかし一生懸命考えることは、カロリー消費や基礎代謝量の増加には結びつきません(;_;)
改善方法⭐️脳が疲れきった後にエクササイズをすると、血液中の糖や乳酸が増加して脳に燃料として届けられることがわかっています^ ^
食べ物に手を伸ばす前に一度軽くでも体を動かしてみましょう!
④疲れやストレスを感じているとき
疲れやストレスは快感物質のドーパミンが低下します。
体は甘いものやおいしいものを食べたときにドーパミンを分泌するので、ドーパミンが急落したときに食べ物に手を伸ばしやすいのです。
改善方法⭐️偽の空腹感は、「味覚」以外の知覚にも満たされることもあります。精神的に不安定になったときには、食べ物に手を伸ばす前に、お気に入りの音楽をきいてみたりするのもおすすめです^ ^
「偽の空腹感」を見分ける方法は?
それは「時間」の感覚です❗️とっても簡単^ ^❣️
成人はしっかり1食とったならば、軽いオフィスワークや家事といった日常生活程度の動きでは2~3時間でお腹が空っぽになることはないです。
食事と食事の間隔は成人ならば一般的に5~6時間程度。
なのでもし食後2~3時間もたってないのに空腹感を感じたら、まずは「これは偽物かも?」と疑ってみるべきです👀
どうしても我慢できないときってあると思います❗️
その時はナッツやハイカカオのチョコ、ゆで卵などのタンパク質がおススメです^ ^
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